2種類の婚約指輪
「プロポーズ」という、一世一代の舞台で贈る婚約指輪。だからこそ、プロの職人による手作りの指輪を贈りたいものです。
しかし「職人の手作り」と言われても、具体的にどういうものをさすのかイマイチよく分からないという方もいらっしゃるでしょう。機械で作られた既製品との違いも、はっきりしません。でも機械と職人手作りの指輪の違いについてわかれば、ドラマチックなプロポーズを演出できるでしょう。失敗が許されないからこそ、抑えておきたいものです。
手作りと機械の違い
職人の手作りと機械作りの大きな違いは、大量生産ができるかできないかです。機械であれば、何十個どころか何千個の指輪も一気に作ることができるでしょう。しかし職人の手作りは、そうはいきません。1ヶ月〜2ヶ月かけて、ようやく1個完成するかしないかです。
婚約指輪でも結婚指輪であっても、大きさはせいぜい数センチ程度。数センチ程度のものを作るには、色んな工程を踏まなければいけません。最初の工程であるデザインを考えるだけでも、かなりの時間と手間はかかるでしょう。
職人が生み出した指輪
職人が手作りした指輪のデザインは、一言では言えないほど多種多様です。ファンタジー世界で出てくるような、神秘的なデザインをした指輪もあります。細かい彫刻が掘られている指輪もあり、見るだけでもうっとりするほどです。
シンプルなデザインの指輪もございます。しかしシンプルの中にも、職人のこだわりが凝縮されています。身に付ける人のことを第一に考えて生まれたものなので、大切に扱えば何十年ともつでしょう。
機械が生み出した指輪もいいけど…
機械が生み出した指輪の中には、その時のトレンドが採用されているものもございます。しかしトレンドは、トレンドです。時が経てば飽きも出てきて、タンスの奥底へ眠ることになるでしょう。ファッション用の指輪ならまだしも、結婚指輪や婚約指輪となると悲しいものがあります。
指輪だけでなく全ての事象に言えることですが、手間をかけて生み出されたものほど、愛着は湧いてくるものです。