結婚今昔物語
結婚指輪のトレンドは、時代によって変わります。かつて日本中がフィーバー状態だったバブル時代には、結婚指輪は値段が高くなればなるほど良いとされてきました。海外ブランド店には、多くの人が殺到。トレンドがどうという以前に、当たり前の状態になっていたのです。
しかし今は、何かと疲れている時代。感染症の広がりも相まって、バブル時代のトレンドとはかなり変わりました。では今の結婚はどうなっているのか、調べてみました。
結婚式のトレンドは?
かつて結婚式は、大掛かりなものがトレンドになっていました。億単位のお金をかけるのは、当たり前。ど派手な演出を施し、大きな注目を浴びるのが一種のステータスです。
今は、身近な人だけでの結婚式がトレンド。バブル時代のように、大勢の人を集めて大掛かりな仕掛けを施す式は少なくなっています。大掛かりな式となると、招待客は数百人。中には繋がりがあまりない人も、含まれているでしょう。繋がりがない人を結婚式に招待するのは、良い気分はしないもの。今は少人数でも、繋がりが濃い人だけでお祝いするのがトレンドになっています。
結婚指輪のトレンドは?
結婚指輪のトレンドも、変わっています。今の結婚指輪のトレンドは、オーダーメイドの結婚指輪です。「オーダーメイド」と聞くと心配になるのは、金額でしょう。結婚指輪の金額はピンキリとありますが、贅沢なデザインにならない限りは心配無用。
プラチナでダイヤモンドなしのシンプルな結婚指輪なら、2つ合わせて20万円〜30万円前後になるでしょう。
手作り結婚指輪について
夫婦が、直接結婚指輪が手作りできる工房や店もございます。作り方は店や工房にもよりますが、型を使う鋳造か金属を叩いて指輪を作る鍛造がメインになるでしょう。
鋳造の場合は、ロウの塊を使って指輪を作ります。鍛造の場合は、金属を叩いて結婚指輪を作るもの。鋳造で作ると納期は1ヶ月〜3ヶ月はかかりますが、鍛造なら即日持ち帰りにも対応可能でしょう。どんな結婚指輪を求めているのかがわかれば、選ぶべき店や工房も自然と見つかるでしょう。