職人が手作りした指輪について

職人が作った指輪とは?

職人が丹精込めて作った婚約指輪とは、どういうものでしょうか。簡単に言えば、職人が手作りした指輪です。当たり前過ぎる回答になるものの、当たり前だからこそ意外と見落としがちです。
では職人手作りの婚約指輪はどういうものか、ご紹介します。

職人への道

そもそも指輪職人は、何年・何十年単位と修行をしてようやく一人前になれる職業です。日本国内でも一応専門学校はあります。学校ではかなり実践的な技術が勉強できるものの、仕事の第一線で活用できるかどうかは別の話。学校を卒業して指輪制作に取り組むことになったとしても、9割は上手くいかないでしょう。職人によっては師弟関係を結び、指輪作りのノウハウを叩き込まれるそうです。
立派な指輪が作れるようになるには、早い人でも数年はかかるでしょう。毎日指輪と向き合っていなければ、やっていけない厳しい世界です。

指輪職人は世界中にいる

指輪職人は全世界にいらっしゃいます。ドイツでは「マイスター」と呼ばれ、国家資格になっているほど。技術は言うまでもなく、人間性も重視されるのです。だからどんなに凄腕の人物であっても、人物で弾かれるとマイスターになることはできません。
マイスターと同じくレベルの高い職人は、日本にもいらっしゃいます。日本の技術力はかなりのもので、日本ブランドのアクセサリーを愛用するセレブもいるほど。日本の指輪は派手はないものの、とても繊細な作りになっています。特に結婚指輪はずっとつけてるものになるため、つけ心地にも配慮されています。

手作りのお値段は?

丹精込めて作られた職人の指輪。値段はかなりのものになるのではと、戦々恐々しているでしょう。指輪に限った話ではありませんが、手間がかかっているアイテムの値段は相当な価格に設定されているものです。ただ指輪に関して言えば、意外とリーズナブル。プラチナの結婚指輪であっても、1つ10万円で売っているお店もあるほどです。
プラチナは大変貴重な素材であり、めったに採掘されることもありません。1つ10万円超えで売られている店も、珍しくないのです。