結婚指輪の輝きが失われる原因
結婚指輪が輝きを失う原因は、傷がつくからです。
プラチナやゴールドは金属のなかでも柔らかい素材で、だからこそ結婚指輪で複雑なデザインが可能になります。
あまりにも柔らかすぎるためプラチナやゴールドだけで指輪を作るのは難しく、通常は他の金属を混ぜて硬さ加えてから加工します。
それでも加工するためにはある程度の柔らかさが必要なため、結婚指輪をつけた指をぶつけたりすると、どうしても傷がついてしまいます。
自宅で結婚指輪を磨く方法
自宅で結婚指輪を磨きたいのなら、ジュエリークロス、もしくはシカ革やセーム革のクロスで磨きましょう。
ただしシルバーアクセサリー用のジュエリークロスは使えません。
研磨剤が入っているため、逆に傷をつけてしまいます。
ジュエリークロスは、プラチナ用を用意しましょう。
ただし素材や加工によっては、自宅で研磨できない指輪もあります。
メッキ加工・カラー発色加工されたチタンやジルコニウム・表面仕上げがされている指輪・ダイヤモンド以外の宝石がついている指輪。
ダイヤモンドは天然鉱物のなかではもっとも硬いです。
なのでダイヤモンドがついている結婚指輪も自宅で研磨可能です。
それ以外の宝石はダイヤモンドよりも柔らかく傷がつきやすいです。
上記の指輪は、素直にプロにメンテナンスを出したほうがよいでしょう。
ショップに研磨をおまかせする
ショップに研磨をお任せすると、指輪はショップから工場・工房へ送られます。
磨きなどのメンテナンスが終わるまで、だいたい2週間~3週間程度かかります。
結婚指輪を外すべきタイミング
結婚指輪をなるべく傷つかないようにするためには、外すべきタイミングで指輪を外す必要があります。
カバンからものを取り出すときや、机や椅子など金属製の固いものを動かすとき、ドアをあけるとき、家事をするときなどは、なるべく外しておいたほうがよいでしょう。
そう考えると、あまり使わない左手薬指に結婚指輪をつけるのは、とても理にかなった考えであることがわかります。
利き手が左手の人はそれだけ指輪を傷つけやすいですから、右手薬指につけるようにしたほうがよいかもしれません。